2014年03月18日

『市民学習会のお知らせ』

武雄市図書館歴史資料館が、改修オープン後一年を迎えようとしています。両館を学習する市民の会では、この機会をとらえて平成25年度の最後、そして平成26年最初の学習会「まちづくりワークショップ」を開催します。年度末のお忙しい時期と思いますが、お誘い合わせの上ご参加ください。

プログラムの内容については、添付のチラシをご参照いただきたいと思いますが、まちづくりの基本は「過去・現在・未来」の「時間軸」で考えることが重要です。
今回は1部で過去・今までの武雄のまちづくりを学習し、2部の今のまちづくりでは「武雄市図書館・歴史資料館」の市民評価を行います。3部では、今からのまちづくりで課題になるものを取り上げ、会で集めた情報を基本に提案・議論してみたいと考えています。
 
なお、今回は昼の部(13時〜16時)夜の部(19時〜22時)と2部に分け、参加し易い環境を整えました。各3時間を予定していますが、出来れば2時間半で終了し最長時間で3時間にしたいと考えています。
 どうぞ、お気軽に学習会「まちづくりワークショップ」にお出かけください。

20140329・まちづくりワークショップのご案内.pdf
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2013年12月12日

「それでもあなたは武雄をモデルにしますか」

平塚・鎌倉・静岡 武雄図書館問題 報告            
「それでもあなたは武雄をモデルにしますか」     20131210 井上一夫

日時&場所:12月7日(土)午後 平塚、夜 鎌倉、12月8日(日)午後 静岡
参加者概数:平塚90名、鎌倉30名、静岡70名、他に西東京60名 計250名

先ず、各会場を準備いただきました関係者のみなさまに心より感謝いたします。さらに、日頃から会の活動をご支援・ご協力いただきありがとうございます。駆け足での報告で、不十分なことは当然ですが(あまりにも要素が多過ぎる)今後フォローしていきますので引き続きよろしくお願いいたします。

各会場に見え隠れしながら(笑)ご参加いただきましたSNSサポーターのみなさんにも、この場をお借りしお礼申し上げます。今からさらに多面的な情報収集・論点整理・報告提案等の作業が続きますが、サポートよろしくお願いします。

各地で“武雄モデル”が予想以上に蔓延していることを感じました。既に汚染されている・されかかっている自治体も見え始めています。今回は、各会場とも議会関係者や行政担当者の参加があり、それだけ武雄モデルへの関心の深さ・その流れに乗ろうとしている・乗せられようとしている自治体が多いと言うことでしょう。

武雄市の政治行政の実態に各会場で驚きの声を多数いただきましたが、それだけ醜悪な地方自治の内容情報が伏せられ、このモデルが称賛され一人歩きしていると言うことでしょう。非民主的な手続きで進められたプロジェクト(以下PJ)は、結果の良し悪しに関わらずすべてゴミということです。武雄の場合は、手続きその結果ともに壊滅的な状態を示しています。もう少し武雄の実態を正確に掴むことが必要です。行政の説明を丸飲みするのは危険ではないでしょうか。

12月市議会に関係案件が上程されている自治体があると思いますが、何とか継続審議に持ち込み時間を稼いでいただきたいと思います。来春には相当違った武雄評価が出てくるでしょう。今回も会場に報道関係者の姿がありました。特集を組むと言う新聞社も複数社ありますので、これまでと異なった視点の記事に期待したいと思います。特定秘密保護法に対するマスコミの対応の遅さが非難され、当事者にもその反省もあると思いますので、それと同根状態である武雄モデルにスポットを当ててほしいと思っています。

一自治体の首長が、自分の町のPJを引っ提げなぜ全国行脚するのでしょうか?地方自治の商業化(FB良品?など)・特定会社の販促活動に加担しているように見えてしまいます。

移動の新幹線の中で経済学者・宇沢弘文氏(85才)の投稿を読みました。グローバリズム・市場原理主義・新自由主義への警告と思いますが、市場に渡してはならないものとして「空気・水・教育・報道」の4つが上げられていました。老経済学者のメッセージとして重く受け止めたいと考えていますが、地方自治(武雄モデル)も加えていただきたいと思いました。(笑)

時間軸(町の歴史・土地建物の履歴など)と空間軸(土地利用計画など)からその施設を総合的に見てほしい。単体だけで議論すると大事なモノを見落とすリスクが生じる。次代(子どもたち)への眼差しがあれば、そんなに違う意見は出ないと思いますが・・・急いではいけないPJも行政にはあります。スピード・・・それだけでPJを進めると、公平公正や説明責任など民主主義の根幹を崩壊させてしまいます。地方分権というアイデンティティを一番大切にしなければならない時代に入ったにも関わらず、他市のモデルに飛びつくその愚かさは早晩明らかになるでしょう。そのような政治は目の前のことしか見ておらず、そこに期待を持つことは出来ないと思います。もし、そこに責任転嫁(黙過)するようであれば、自分たちの図書館には永久に手が届かないのではないでしょうか。そのような自治体が多くなることは・・・元来た道に戻る方向を示しているように思います。

自然災害大国日本で地方分権が可能でしょうか?今の改革派首長?は権限と財源が欲しいだけで、まちづくりのphilosophy(哲学)もplan(計画)もprogram(行程表)も示さずに暴走しているのが武雄モデルです。説明責任・透明性・情報公開もありません。法令違反的手続きも数々です。違う意見を認めずSNSでバッシングしてきます。反対する市民は市民ではない、今までの図書館観を主張するのは既得権益者で他所の図書館へ行け、と言われてしまいます。行政内においてもトップのスピードに付いていけず、情報開示請求が出て慌てて資料作成に走る、そのような状況が生じているのではないか心配しています。そのような中で、武雄市民には思考停止的な沈黙化現象が生じてきていると感じています。

今12月議会で、子育てを主張して当選していた女性議員から“キッズライブラリ―”の提案がありました。子どもコーナーの失敗に対する次のPJの提案ですが、勿論彼女は市長信奉者で“失敗すればやり直せばいい”という市長の主張に追随していると思いますが、昨年7月、市政報告会のチラシの中では以下のように書かれています。

『武雄市図書館が変わります。365日朝9時から夜9時まで、静かな勉強室・子育てスペース等も確保します、カフェが入ります。これをCCC(ツタヤ運営会社)と共に4月1日から実現します。※ちなみに市民負担ゼロです。』(4.5億円の改修費、年1.1億円の指定管理費が支払われている)

市長も同席した市政報告会でこのような報告が行われ、その議員が次年度に同じ子育て関連の図書館要求をしているのです。市長が公言している“キッズライブラリ―”実現のための露払い的質問であると思いますが、次々に箱モノが造られれば次代に大きな負荷を科すことに気付かないのでしょうか。

後一つは、県立中学校の学校運営への強権的な介入です。県立中高一貫校の青陵中学は、市内からの入学者数が15〜20%で多くが市外から通学しています。JRダイヤや送迎の待ち合わせなどで図書館利用は多くあったと思います。高校部の武雄高校も同じ条件です。

4月に図書館改修オープン後の6月に、青陵中学では図書館を商業施設と見なし、生徒の立ち寄りを禁じることにしたようです。現場を見てからの判断でしょうから、至極真っ当な生徒指導だと思います。市立中学はそのような指導はしていませんが、施設の位置関係から下校時の立ち寄りは考え難いこと、そのような指導を行えばバッシングされるという事前学習が出来ていたからだと思います。(以前、冷房機使用についてブログでバッシングされたことがあります。)

問題なのは、そのような学校管理に関する事までも、首長が介入しているということです。ここにも違いを認めない、独裁性が見えていると思います。

加えて、教育行政の最終的権限を首長に移す議論ですが、武雄市長は首長に移す事には大反対、「教育は政治から分離、独立しているべき」(12月11日佐賀新聞記事)と言っていますが、これを額面通りに受け止めることはできないと思います。言っていることはリベラルに聞こえますが、「教育政策の立案は教育委員会の責任、市長は提案者で政策の最終責任は決定した市議会が負う」等など公言している人です。その両方を強権的に支配する状況を見れば、彼の意図がどこに在るかはご理解いただけると思います。責任回避の責任転嫁のように聞こえてしまいます。

最後に僧・行基の話ですが、武雄の周りにも僧・行基が彫った言われる木彫仏や石仏が多くみられます。全国にもそのような状況があるかもしれませんが、その仏は行基一人が彫ったものでしょうか?多分“行基軍団”的な多くの人たちが全国展開し布教していったと思われます。図書館を仏にすることは出来ませんが、自分たちの本当の図書館を求め“緩やかな連携”で行動することが、結果として次代に安心して渡せる民主基盤を創ることにつながると信じています。勿論、短期・長期の仕事を峻別して進める必要はありますが。

(追記)
会場との質疑の中で出てきたことですが、今までの図書館にも至らない部分があるのではないか?休館日と開館時間のことがあげられました。

武雄で感じていることは、
1)時には夜中まで照明が灯された図書館の中でどのような作業が行われているのか?
2)イルミネーションで浮きあがった図書館は誰が演出しているのか?
3)365日朝9時から夜9時までのコンビニ的時間計画を誰が求めているのか?
4)顧客目線(市長とCCCの主張)と市民目線は違うのではないか。

1)書籍の修理や書架の整理など昼に夜を継いだ作業が司書さんに架せられていないか。
2)公共の演出を越えたクリスマスセールにしか見えない。
3)教育環境として市民が求めているものではないのではないか。
4)市民要求を商業的に拡大するように行政が仕向けているのではないか。
という風に感じています。

公共施設に市民要求を無制限に投げかけていいのか、そのことを上手く利用されて指定管理者制度が進められているようにも思います。

最後に、武雄市図書館・歴史資料館PJは、指定管理者制度に名を借りた公共施設の商業化・特定会社への便宜供与に見える? 正確に見てほしいと思っています。

≪お知らせ≫
12月15日(日)10:00〜「別府市の新しい図書館を実現する会」の学習会
場所:武雄区自治公民館(武雄市図書館・歴史資料館の駐車場に隣接) 

1月25日15:30〜17:30 大分県別府大学で報告。ある学会主催で一般参加はNO
翌26日(日)は空けることは可能です。大分地方のみなさまよろしくお願いします。

今回、「資料集U」を持参しましたが「資料集T」の希望が複数ありました。
1月に印刷したいと思いますのでご希望の方は数量をご連絡ください。
なお、「資料集V」は写真集、「資料集W」は会員の図書館見聞記にしたいと思っています。

ストレートな表現もあったかと思いますが、紙幅の関係もあり多様な要素の問題をより分かりやすく表現したつもりです。ご理解よろしくお願いします。

ありがとうございました。

武雄市図書館歴史資料館を学習する市民の会
武雄芳輔 井上一夫
〒843-0022 武雄市武雄町武雄5256 0954-23-3355 kodomach@cableone.ne.jp(送信される際は@を小文字にして下さい)


平塚・鎌倉・静岡武雄図書館問題報告.pdf
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2013年09月24日

学習会を開催します

9月30日(月)に山口県からの図書館関係者への報告会に合わせて学習会を開催します。お気軽にご参加ください。

内容:(1)1年振り返り学習会の報告・今後1年の活動についての話し合い
    (2)1年振り返り学習会を踏まえての公開質問状の提出内容について
時間:14:50〜15:50(報告会)その後17:00まで学習会
会場:武雄市文化会館大会議室A
posted by 市民の会 at 13:39 | Comment(0) | 学習会

2013年08月16日

8月14日に振り返り学習会を行いましたのでその資料を掲載します。

会立上から一年、8月14日に振り返り学習会を行いましたのでその資料を掲載します。

掲載のデーター
1)「一年振り返り・市民学習会」案内

2)私たちの美しい図書館・歴史資料館
土地利用図に描かれているように「武雄市図書館・歴史資料館」は”文化の森”の主要施設として位置づけられていました。現在の図書館・歴史資料館に公文書館機能を付加すればMLA連携が成立する先進的な取組みでした。佐賀県快適建築賞・特別賞を受賞した美しい私たちの図書館・歴史資料館です。

3)蔦屋書店スタバコーヒー店に変えられた図書館・歴史資料館
武雄市民が一番武雄を感じる場所・御船山の借景と自然歴史遺産が集積している場所・そのかけがえのない場所にある図書館・歴史資料館が、東京代官山蔦屋書店関連商業施設に変えられてしまいました。これはもう武雄市民の図書館・歴史資料館とは言えないでしょう。

4)前後比較写真
前後の写真を比較検討してください。高額のノウハウ料を支払って改修したものですが、図書館・歴史資料館機能はアップしたでしょうか?

5)平成24年9月7日武雄市議会に提案し無視された「私たちの図書館計画」
この図書館計画は9月議会開催前に提出したものです。完全に無視された上に、会の代表は市長・議員双方からバッシングされました。市町村合併協議会において、山内町・北方町の両町民は自分たちの図書館を諦めさせられています。なぜ、武雄・山内・北方の三町図書館ネットワークが否定されたのでしょうか?

お盆に.pdf
私たちの美しい図書館・歴史資料館(のみ).pdf
蔦屋書店&スタバに変えられた私たちの図書館.pdf
武雄市図書館・歴史資料館の「前.pdf
改装計画・ネットワーク3.pdf
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2013年08月09日

学習会お知らせのチラシを作成しました

8月14日に行われる学習会のチラシを作成しました。
近隣の方、または参加予定の方でご協力頂ける方は配布用にお使いください。
8月14日学習会チラシ.pdf
posted by 市民の会 at 14:56 | Comment(0) | 学習会