2013年10月18日

「数値化できる教育と数値化出来ない教育のこと」 

タブレット端末を、小学校一年生から配布するという報道が流れています。この報道で私は正直“怖い”と思いました。ICT教育がどのようなものか、私は分かっているわけではありませんが、便利な道具を先に与えてしまうことが、子どもの育ちに影響があるのかないのか、分からないだけにとても心配です。

このようなことは先行してリスクを取るより、少々遅れても子どもたちへの影響が検証されてから、取り組むのも悪くないと考えています。先日、ITに詳しいある若い人と話しをしましたが、聞いた話として武雄に家を新築しようと考えていたが、このニュースを聞いて他の町に変えましたということでした。

現在の若いお母さんたちは、2歳児の自分の子どもとスマホで遊んでいる、このニュースにも仰天してしまいましたが、そのようなIT感覚の人たちが親になる時代だということでしょう。

育児支援で有名な聖マリア病院の橋本武夫先生に、武雄に話に来ていただいたことがあります。先生のデーターによれば学習するのは10才からで9才までは、母親のスキンシップが第一で、後は自然の中で仲間と思いっきり遊びなさい、と教えてくれました。そのことが結果として人間を創る基礎になり、その基礎が小さければ十分な発達は得られないということでした。

昔から三つ子の魂百までと言いますが、そのことは医療的にも証明されており、母親のスキンシップがその赤ちゃんの一生を決める、と言っても過言ではないと思います。それが2才からスマホ???保健師さんたちは、そのような指導はしていないと思います。

全国学力テストの順番を発表し、その成績の悪い校長先生の氏名を晒すようなニュースが他県で流れていました。その知事さんは研究者でそれなりの実積を上げた人ですが、政治家になればこのように変わるのかと驚きました。

数値化した学力は分かりやすいのはその通りですが、それはあくまでも一面的なもので、それをもって全体を表わすものではないと思います。むしろ、数値化できない教育を真面目に進めている学校の子どもたちが、将来大きな人間になる可能性の方が大きいのではないでしょうか。

タブレット端末を与えた教育がどのような結果になるか分かりませんが、学力向上を目指した数値化教育が、数値化でできない本当の学力を小さくすることだけは避けてほしいと思います。何より、教育現場において実験的過ぎるモノは止めてほしい、子どもたちはモルモットではありませんから・・・(笑・笑いごとではありませんよネ)
posted by 市民の会 at 10:17 | Comment(0) | その他
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