2015年01月05日

佐賀県知事選挙における公開質問状

この度の佐賀県知事選挙に関しまして、「佐賀県の図書館の振興を願う会」様より各候補者の皆様に公開質問状が送付されていました。

つきましては、各候補者の皆様からの回答の当ブログへの掲載以来がございましたので公開させて頂きます。

公開質問状
「佐賀県立図書館の民営化について」


県立図書館には単に資料を貸し出すだけでなく、県内の市町村立図書館ネットワークの中枢として市町村立図書館では出来ない資料の収集・保存・レファレンスなど県立図書館でなければ出来ない重要な機能があります。そして、そのような継続性を必要とする県立図書館は公立で運営されるべきであると考えます。しかしながら昨今は公共性を軽視したとも受け取れる公共施設の民間委託が拡大してきております。そこでこの度の佐賀県知事選挙における投票の参考にさせていただくべく、以下について質問させていただきます。
 ご多忙中誠に恐縮ですが1月3日までに文書(ファックスorメール)で、下記連絡先までご回答いただきますようお願い申し上げます。

1. 民営化に賛成
理由
2. 民営化に反対
理由


飯盛候補回答

民営化に反対

理由
公立の図書館は、単に本を貸し出しすれば良いのではない。
同時に、漠然と蔵書を増やせば良いというもではない。
何を求めるか、しっかり議論する必要があると感じる。
県立図書館について、議論をまとめた内容を下記のサイトで掲載していますので、よろしければ参考にして下さい
http://isagai.blog.jp/archives/2063903.html



樋渡候補回答

まず、私は民営化自体については反対です。
武雄市図書館の場合、あくまでも官(教育委員会)が全責任を有するものであり、その責任の下での運営について、一定限度の中で指定管理者制度を用いて運営を委託しています。

そういった視点から、県立図書館に関しては、県立図書館に求められている研究・調査機能などは、これからもしっかり県が責任を持って充実させていきます。

一方で、図書館に来られる利用者の皆様が図書館を使いやすく、また居心地が良くなる空間になるようサービスを充実させていきます。

この研究・調査機能とサービスの両面をしっかり充実させることが大事だと考えています。


山口候補回答

民営化に反対します

理由
行政改革の手法として指定管理制度や民間委譲などが普及してきましたが、弊害も多くみられます。

特に県立の施設は、基礎自治体の施設を結ぶネットワーク機能を有しており、安易な民営化は避けるべきと考えます。

図書館についても、佐賀県の場合、公文書館の新設など課題もあり、まずは一層の機能充実を図るべきと考えます。

一例として県立図書館については司書を増やすなど、図書館本来の機能を充実させることが重要と考えます。

よって安易な民営化はせず、まずは県民の声に耳を傾け、議論を深めていくことが大切であると考えます。



島谷候補回答

民営化に反対

≪理由≫
 医療や教育・福祉など制度資本を、市場に委ねてはなりません。制度資本は、県民が豊かな経済生活を営み、優れた文化を展開し、人間的に魅力ある地域を持続的・安定的に維持するための社会装置です。

佐賀県立図書館は、新築後50年を経過した老朽的施設であり、技術的にも利用者サービス面においても見直しの時期に来ていると考えられます。

佐賀県立図書館は、県内図書館ネットワークのコアになる施設であり、さらに国会図書館等との全国的な連携も含めて、総合的に見直し計画の中で場所・施設規模等についても検討を進めていきたいと考えています。

今後、地方自立を目指して行くためには、県民の自立した行動が不可欠です。その基盤になる社会教育施設(図書館・博物館・文書館=三館連携)も、合わせて考えていきたいと思います。


※1月7日に山口候補の回答を追加しました。

公開質問状.pdf
飯盛候補回答.pdf
樋渡候補回答.pdf
山口候補回答.pdf
島谷候補回答.pdf
posted by 市民の会 at 15:56 | Comment(0) | 公開質問
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